遺品整理はいつするのがおすすめ?遺品整理のコツと注意点

「故人の遺品はいつまでに整理するべき?」
「遺品整理で、気をつけた方がいいことは?」

葬儀や告別式であわただしく時間が過ぎていくと、つい後回しになってしまいがちなのが遺品整理です。
遺品整理にはいつからとりかかればいいのか、いつまでに終わらせる必要があるのか、迷うこともありますよね。

この記事では、遺品整理におすすめの時期やそれぞれの考え方について解説します。
遺品整理をするときに気をつけるべきポイントについても説明するので、これから遺品整理にとりかかる方はぜひ参考にしてください。

 

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遺品整理は「いつ」しても問題ない


出典:遺品整理・生前整理ハウスクリーニングライク

遺品整理をする時期は定められているわけではありません。
基本的に、遺族の都合でいつしても問題ないとされています。

遺品整理をいつ始めるかは、親族で話し合って決めておきましょう。
あやふやにしたまま時間が経ってしまうと、遺品整理を面倒に感じてしまうこともあります。
あまりにも年月がたってしまわないよう、お互いに目安となる時期ぐらいは定めておきましょう。

 

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主な遺品整理のタイミング

続いて、遺品整理の一般的なタイミングについてご紹介します。

 

葬儀終了後すぐにとりかかる

葬儀終了後というのは、バタバタしてしまい疲れも残っているかもしれません。
しかし、最近では遠方の親族がわざわざ地元に帰って葬儀に参列することも多いです。
遠方の親族の負担を考えれば、葬儀後に一気に遺品整理を終わらせてしまうのも合理的ですね。

その場合は、遠方の親族に事前に「葬儀後に遺品整理をしようと思っていること」を伝えておきましょう。
そうすることで滞在日数も、遺品整理にかかる時間を含めて考えてもらえるからです。

親族がみな集まっている葬儀後のタイミングを逃してしまうと、なかなか改めて集まろうと言い出しにくくなります。
そうやって後回しにしているうちに、いつの間にか時間が過ぎてしまうことも多いものです。

早めにとりかかって悪いということはありません。
疲れている時期に大変だとは思いますが、すべきことは早めに終わらせてあとはゆっくり故人を偲ぶ時間にあてましょう。

 

賃貸住宅の場合はできるだけ早く


出典:フォーリーフ

故人が親族と離れてお一人で賃貸住宅に住んでいた場合、できるだけ早く遺品整理を完了させる必要があります。
当然ですが、翌月になると家賃がよけいにかかってしまいます。

できる限り親族の都合をつけ、早めに遺品整理を始めましょう。
どうしても都合がつかない場合も、最低限の片づけをして判断のつかないものは一旦家に持ち帰るなど、工夫が必要です。

市営・県営住宅などの公営住宅では、14日以内に遺品整理を完了させないと、延滞費用がかかってしまう場合があるので注意しましょう。

手続き関係が終了してから


出典:蒼葉葬儀社

葬儀のあとにも、さまざまな手続きがあります。
水道光熱費の名義変更やクレジットカードの解約などはすぐにでも終わらせなければなりません。
また、故人に相続財産がある場合は、遺産分割や相続税の申告もあります。
故人に所得税がある場合、準確定申告も必要になるかもしれません。

解約手続きは、遅くなると費用や延滞金が発生するものもあるため、すぐに終わらせる必要があります。
また、税金の申告も法定期限があるため、後回しにすることはできません。

これらの手続きを最優先し、手続きが終わった時点で遺品整理にとりかかることもあります。
故人の遺品が多く、整理に時間がかかる場合は、先に手続き関係を完了させるようにしましょう。

 

四十九日を目安にする

遺品整理のタイミングとして、四十九日の法要を目安にすることもあります。
四十九日が終わると、遺族も「忌明け」として日常生活に戻りますし、法要のために再び親族が集まるタイミングとして適切と言えます。

しかし、宗教や宗派で明確な定めはありませんが、地域によっては四十九日までに遺品整理を終わらせた方がよいという風習がある場合があります。
念のため事前に周囲の方に遺品整理の時期について確認しておくと安心ですね。

 

気持ちの整理がついてから

遺品整理をしていると、さまざまな故人との思い出がよみがえり、あらためて故人の死に直面しなければなりません。

故人との別れがまだ心に重くのしかかっているときは、遺品整理は後回しにしましょう。
自分の心の傷が癒えることが最優先です。
心理的に負担がかかるときは、無理に遺品整理をせず、気持ちが十分整理できてから遺品整理にとりかかりましょう。

死別というのは、予想以上に遺された方の心に負担をかけます。
いつまでも死別の悲しみが癒えないときは、専門家の力を借りることも検討しましょう。

参考 遺族の心のケアについては、下記の記事でも解説しています。

遺族カウンセリングとは|大切な人との死別を乗り越えるために
この記事では、遺族がカウンセリングを受けた方がいい場合や、悲しみから立ち直るプロセス、遺族カウンセリングの内容について解説します。一人で苦しむ前に、カウンセリングや自助グループを活用しましょう。

 

業者に依頼する方がいいケース

葬儀後はただでさえ忙しいのに、遺品整理を自分たちで時間と労力をかけてできないという場合もあるでしょう。
逆に遺品整理の業者に依頼した方がいいというケースもありますので、ご紹介しておきますね。

 

金銭的な価値があると思われる遺品がある

特に以下のようなものがある場合は自分たちで処分する前に業者に買い取ってもらうという選択もあります。

  • 指輪、アクセサリーなどの宝飾品
  • 毛皮の衣類
  • 着物
  • 骨董品(壺、絵画、掛け軸など)
  • 趣味で収集していた古銭や切手類

これらがある場合はまず遺品の買取業者に依頼してみるとよいでしょう。

 

遺品専門の買取業者

 

大型家具や粗大ゴミなどが多く重労働が予想される

ある程度中身をチェックした後の最後の整理となりますが、こんなケースでも専門業者を活用すると余計な労力をかけずに遺品整理をすることができます。
故人が一戸建てに住んでいて家具類が多い場合には大変ですし、無理に自分たちで処理しようとしてケガをしては元も子もありません。
粗大ゴミとして捨てるタイミングも考えると、業者に依頼すればゴミも持って帰ってもらえるので、依頼者側は最初と最後の確認に立ち会うのみでOKです。

遺品整理業者の一括見積もり

 

遺体の腐乱が進んでいた場合

賃貸で入居していた部屋で故人が亡くなってから日数が経過していたケースです。
状態にもよりますが、ご遺体を移動した後もにおいが酷い場合など、また病原菌による感染症の危険がある場合には迷わず業者を依頼しましょう。

特殊清掃の専門業者

 

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葬儀終了後早めに整理しておくもの

葬儀終了後に速やかに手続きを終わらせるため、早めに確認しておくべきことについて解説します。

 

故人の遺した思いは早めに確認する


出典:株式会社アイカム

故人が自分の遺品についてどのような思いを持っていたかは、早めに確認しておきましょう。
正式な遺言書やエンディングノートなどさまざまな形式がありますが、故人の生前の思いは大切にしたいですよね。

「この人にこれを渡してほしい」という具体的な思いが詰まっていることもあります。
親族が離れて住んでいることもあるため、できれば早めに確認して、渡せるものは早めに本人の手に渡るようにしましょう。

 

相続や各種手続きに必要な書類のチェック

遺品の中から、相続税の申告やクレジットカードの解約などの手続きで必要なものを探し出しておく必要があります。
手当たり次第に探していくと肝心なものが見つからなかったり、あとから足りないものが出てきたりと二度手間になってしまうので、必ず事前に必要なものを調べて整理しておきましょう。

それぞれの手続きごとに必要な書類や情報を整理し、チェックリストを作って探すのがおすすめです。
探しながら片付けもしてしまうとなかなか見つからないため、先に必要なものを見つけてから本格的に遺品整理にとりかかるようにしましょう。

葬儀後に必要な手続きには、下記のようなものがあります。

  • 電気・ガス・水道の名義変更
  • インターネット・携帯電話・クレジットカードの解約
  • 健康保険証の返却
  • 遺族年金の手続き
  • 葬祭費や埋葬費の支給申請
  • 相続税の申告
  • 準確定申告
  • 不動産の登記手続き

 

参考 税金の申告や補助金の申請など葬儀後の手続きについては、下記の記事で詳しく解説しています。

葬儀後の手続きの流れ【完全保存版】補助金の申請や税金の申告について
葬儀のあとは、お礼や香典返しの準備・病院への支払い・賃貸物件の解約・税金の申告・補助金や保険の請求などやることが多いものです。この記事では、葬儀後に必要な手続きや流れを幅広く紹介します。

 

物の価値を確認しておく

遺品整理をするときは、物の価値を確認するという視点が大切です。
相続財産は、現預金や不動産だけではありません。
宝石や美術品なども、金銭価値の高いものであれば相続財産に含める必要があります

遺品整理の際にうやむやにしてしまうと、のちのち兄弟間でトラブルになりかねません。
遺品整理をするときは、相続財産の対象となるようなものがないか、注意しながら整理しましょう。

金銭価値の高いものがあり、誰に渡したいという故人の思いが確認できないときは、親族でよく話し合って対応する必要があります。
品数や種類が多い場合は、遺産分割協議の場で話し合いやすいようにリストなどにまとめて整理しておくのも大切です。

遺産分割協議については下記の動画で解説されています。

 

まとめ

  • 遺品整理をいつするか明確な決まりはない。
  • 親族が集まるタイミングや気持ちの整理がついたタイミングで遺品整理をする。
  • 賃貸住宅の場合は早めに遺品整理にとりかかる。
  • 税金の申告や各種手続きに必要なものは整理した上で探す。
  • 相続財産に該当するものがないか確認しながら遺品整理をする。

最近は遺品整理を専門とする業者もあるため、遺品整理の負担が大きいときは、業者を活用するのも1つです。
葬儀前後はさまざまな準備や手続きに追われ、ご遺族が疲弊してしまうことも少なくありません。
むりをして体調を崩してしまわないよう、周囲や自分自身を気遣いながら遺品整理をしてください。

 

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