形見分けにお礼は必要?頂いた時の対応や生前に決める場合の注意点

形見分けで品物をいただいたとき、お礼をすべきか迷いますよね。

形見分けは時期や品物の選び方など明確な決まりごとがないため、トラブルを招いてしまうことも少なくありません。

  • 形見分けに対するお礼
  • 形見分けをいただく場合のマナー
  • 形見分けの断り方
  • 生前に形見分けを決める場合の注意点

この記事では、上記のような形見分けのマナーについて詳しく解説します。

形見分けを生前に決めておきたい方や、形見分けをこれからいただく方もぜひ参考にしてください。

 

スポンサーリンク

 

形見分けに対するお礼は不要

まず、形見分けのお礼について詳しく解説します。

 

不慶事の場合のお礼は不要


出典:大阪屋

故人が生前に愛用していたものや思い出の詰まった品物を、親族や親しい友人・知人などに贈ることを形見分けといいます。

 

形見分けは不慶事であり、祝いごとではありません。

プレゼントを受け取ったわけではないので、品物や手紙によるお礼は不要です。

 

形見分けに対する最大の気持ちの表し方は、形見分けでいただいた品物を大切にし、故人を偲ぶことです。

 

御礼をしたい場合はお供え物を


出典:小池ろうそく店

それでもどうしてもお礼の気持ちを表したい場合は、お供え物を贈るようにしましょう。

お供え物は郵送してもいいですが、持参するとより丁寧です。
落ち着いた頃あいを見はからってご遺族の自宅に訪問し、「形見分けをいただき恐縮です。お線香をあげさせてください」と伝えましょう。

遺された方がお一人の場合は特に、時々訪れて故人との思い出話をすることがご遺族の気持ちを励ますことにもなります。

お供え物は下記のようなものが一般的です。

  • お線香
  • ロウソク
  • お花
  • お菓子
  • 果物
  • お酒

 

ただし、お一人の場合は多すぎるお供え物はかえって余ってしまい負担になることがあります。

ご遺族の人数を踏まえ、受け取る側が困らない品物を選びましょう。
賞味期限に気を配ることも大切です。

参考 お供え物の選び方やマナーについては、下記の記事でも詳しく解説しています。

命日のお供えに適したお菓子|選ぶ時の注意点やのしの書き方
仏教では故人が亡くなった日を命日といい、一年に一度その日に遺族や親しい人達がお墓参りや仏壇に手を合わせる習慣があります。 命日の区切りの年となる一周忌や三回忌などでは、僧侶を呼んで法要をしたり亡くなった日の月命日には毎月家族や近親者で供養...

 

スポンサーリンク

 

形見分けをいただく時のマナー

続いて、形見分けをいただく時のマナーや辞退する場合の断り方について解説します。

 

基本的に品物は遺族が選ぶ

形見分けの品物は、基本的にご遺族が選びます。

形見分けを自分から要求したり、形見分けの品物について口を出すことはご遺族のご厚意をないがしろにすることになるので、絶対にやめましょう。

 

形見分けの品について口外しない

形見分けでいただいた品物については、「言いふらさない」ことも大切です。

もし、形見分けのことが広まると「私だって親しくしていたのに、何ももらえなかった」などといった感情を抱く人がいないとも限りません。

故人やご遺族のためにも、形見分けについては誰彼かまわず口外することがないよう、注意したいものです。

 

形見分けを辞退する場合の断り方

ご遺族から形見分けの申し出があった場合、故人やご遺族の気持ちを尊重して、できるだけ受け取りましょう。

しかし、どうしても受け取れない場合は丁寧にお断りすれば、失礼にはあたりません。

まずはきちんとお礼を伝え、下記のようにご遺族の気持ちに配慮しながらお断りしましょう。

「手元にあるとつい思い出して悲しくなってしまうので、お気持ちだけありがたく頂戴します」

「私は使わないので、使っていただける方にお渡しください。使わないと、故人の供養にもならないので」

 

スポンサーリンク

 

生前に形見を決める場合の注意点

最後に、生前に形見を決める場合の注意点について具体的に解説します。

 

生前に約束する場合の注意点

遺品は故人の財産なので、相続人が話し合いで分割することとなります。

生前に「この品はあの人に」と口頭で伝えていたとしても、口約束だけでは効力はありません。
確実に渡したい場合は、きちんと遺言書として書面に残しておきましょう。

 

遺言書は作成方法によって3通りの種類があります。

 

自筆証書遺言
  • 遺言者が作成し、自著押印する。
  • インターネットのテンプレートなどを活用して、簡単に作成することができる。
  • 専門家の目を通すわけではないため、形式が違っていたり要件を満たしていなかったりすると、効力を発揮しないというリスクがある。
  • 内容に偏りがある場合は、自著であるかどうか、相続人間でトラブルになることも多い。

 

公正証書遺言
  • 公証役場で遺言者・証人2名・公証人が立ち会い、署名押印して作成する。
  • 費用も手間もかかるが偽造されにくい。
  • 専門家の目を通すため形式が違っていたり要件を満たしていなかったりといったトラブルを事前に防ぐことができ、無効になりにくい。

 

秘密証書遺言
  • 遺言書を作成し自著押印の上封をし、証人2人・公証人1人の確認を得て作成する。
  • 秘密が守れるというメリットがあるが、専門家の目を通すわけではないので、要件を満たしていないと無効になる。
  • 実際にはあまり使われない方法。

 

参考 遺言書については、下記の記事でも詳しく解説しています。

遺言に「葬式不要」と書いてあるときの対応|故人の希望と遺族の選択
この記事では、遺言に「葬式不要」と書いてあった場合の法的効力について解説します。遺言以外の方法で葬式をしないために準備できることや、遺族としてどう対処するかについても詳しく記載しました。

遺言書については、下記の動画でも解説されています。

 

生前に形見としていただいた場合に気をつけること


出典:アセットキャンパス

生前に形見として大切な品物を特定の人に渡すこともできます。

個人から受け取ったものは現金以外でも基本的に贈与税の対象になります。
受け取った側が納税を求められる可能性があるため、注意しましょう。

もし贈与税の申告もれが後々指摘されると、延滞税など余計な税金がかかってしまうこともあります。

贈与したものは時価相当額で評価されます。

時価相当額が110万円以下で、同じ年に他に現金などの贈与を受けていない場合は、贈与税の申告は必要ありません。

しかし、念のため時価を証明できる資料など保存しておくと、いざというとき安心です。

 

まとめ

  • 形見分けをいただいた場合の品物や手紙のお礼は不要。
  • 形見分けをいただいた場合、故人を偲び、時々ご遺族の話し相手になることが気持ちの表し方。
  • 形見分けを断る場合、ご遺族の気持ちに配慮した断り方をする。
  • 形見分けをいただいたことは口外しないことがトラブルを防ぐことになる。
  • 形見分けは遺言書に記載しておく。
  • 生前に形見分けをする場合は贈与税に注意する。

形見分けは遺された人々が故人を偲ぶためにすることです。
トラブルのないよう形見分けをしたいですね。

 

スポンサーリンク

不動産の処分をしないといけない方へ

 

地元の不動産業者に売却を依頼するのもいいですが、どうせなら高く売れた方がいいですよね?

そこでおすすめしたいのが「不動産一括査定サービス」です。

インターネットから不動産の情報を入力するだけで、最大6社の不動産会社から査定結果が届き、複数の査定結果の中から一番有利な業者に売却を依頼するという仕組みです。

実際にやってみるとわかりますが、査定結果には数百万円~1,000万円程度の差が出ることも珍しくありません

 

あなたが遠方にお住まいでも、忙しくて地元の不動産業者に出向く時間がとれなくても大丈夫です。

売却を急いでいる場合にもこのサービスはとても向いています。

 

査定依頼はもちろん無料 、入力はとっても簡単で1~2分で終わります。

不動産不動産一括査定サービスは複数ありますが、当メディアではサービス開始から10年以上の実績あるサービス「イエイ」をおすすめします。

 

不動産一括査定サービスのお申込みはこちら

葬儀後に必要なこと
yayakoをフォローする
人生のエピローグ