神道のお葬式|二礼二拍手一礼は「しのび手」がマナー

私たちは初詣や七五三などといった節目に神社にお参りに行きます。
日本人にとって神社は身近な存在ですが、お葬式を神式でされる方はあまりいないように感じます。
日本の葬儀の9割が仏式と言われており、神式のお葬式についてはほとんど知られていないのではないでしょうか。

もし神式のお葬式に参列する事になった場合、ちょっと不安になりますよね。
一見すると仏式とはあまり大差がないように思えます。

しかし神式ではお焼香がなかったり、神式独自の作法があったりと実際はかなり違います。
神式での葬儀について、仏式との違いや作法などをまとめてみました。
 

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お葬式での二礼二拍手一礼はしのび手で

「二礼二拍手一礼」は、神社を参拝する時の正式な作法とされています。
神道のお葬式でも、拝礼の際には二礼二拍手一礼を行ないますが、「二拍手」を拍手の寸前で手を止め、音は立ててはいけません

この音を立てない拍手の事を「しのび手」と言います。
通常の神社参拝の際に、音を立てて拍手をする理由は、願いをかなえるのに神様をお呼びするためと言われています。

葬儀の時に、しのび手をするのは故人を偲び、慎む心を表すという意味があるようです。

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神式葬儀の流れ

神式の葬儀は仏式の葬儀と違って、様式や作法も独特です。
仏式の葬儀で行われる「焼香」も神式ではありません。

「手水の儀(ちょうずのぎ)」「玉串奉奠(たまぐしほうてん)」など聞きなれない儀式もあり、参列する際には前もって知っておきたい作法です。

神式葬儀の流れ

神式では葬儀のことを「神葬祭(しんそうさい)」と言い、仏式と同様、2日に分けて行われます。

●神式の通夜

●神式の葬儀・告別式

出典:Life.ライフドット

手水の儀の仕方

 

出典:飛鳥会館

「手水の儀(ちょうずのぎ)」とは、通夜祭や納棺の儀式などを行なう前に、身を清めるために行われます。
一般的には、入り口に水の入った手桶が用意されていますので、それを使います。

手順は次の通りです。

①桶からひしゃくで水をすくいます。
水をすくうのは1回だけで、この時にすくった水を全ての動作に使います。
②左手に水をかけ、次に右手に水をかけます。
③今度は左手に水を受けて、その水で口をゆすぎます。
④最後に懐紙で手を拭きます。

玉串奉奠の仕方

出典:小さなお葬式

神式葬儀で行われる「玉串奉奠(たまぐしほうてん)」は、仏教での焼香にあたるものです。
なかなか触れる機会もないので、きちんとできるか不安に思われるかと思いますが、イラストや動画を参考にしてみて下さい。

手順は、次の通りになります。

①祭壇に進み、遺族に会釈をして、神官の前に進み一礼してから両手で玉串を受け取ります。
②そのまま玉串をのせる台まで進み、祭壇の前で一礼します。
③玉串の根元が自分に来るように持ち、右回りに玉串を回して、根元が祭壇に向くようにします。
④根元を祭壇に向けた状態で玉串をのせる台の上に置きます。
⑤2回礼をして、しのび手で拍手を2回、もう一度礼をします。(二礼二拍手一礼)
⑥1回礼をして席に戻ります。

 

 

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神式葬儀で気を付けるポイント

神式での葬儀は、これまでお伝えした通り、独特の作法があるということが分かりました。
それ以外にも、神式葬儀では、お香典の不祝儀袋の種類や表書きなどが違ってきます。
また神式では、数珠は使いません。

神式葬儀と仏式葬儀の違い

神式葬儀と仏式葬儀の違いの根本にあるのは、死に対する考え方です。
仏式の場合、「極楽浄土に向かうための儀式」となりますが、神式の場合は「守護神になってもらうための儀式」になります。

蓮の花の描かれた不祝儀袋は、神式では使いません。
仏式では、蓮の花が描かれた不祝儀袋を使うことがありますが、これは蓮の花が極楽浄土に咲く花だと言われているからです。

不祝儀袋の種類と表書き

神式葬儀で使われる不祝儀袋は、白無地の包みに双銀か双白、黒白の結び切りのものです。
表書きには、「御玉串料」「御榊料」と書きます。

仏式葬儀と同様に、文字には薄墨を使い、不祝儀袋の下段中央に自分のフルネームを記入します。

遺族への挨拶に「冥福」は使わない

死に対する考え方が、仏式とは異なりますので「冥福」「成仏」「供養」と言った仏教用語は使いません。
神道で人の死を表す言葉は「永別」「帰天」になります。

通常使っている「ご冥福をお祈りします」などの挨拶は、遺族に対して使えません。
神式葬儀の場合、「御霊(みたま)のご平安をお祈りいたします」といった言葉をかけるようにします。

まとめ

神式の葬儀では、参列する前に身を清める「手水の儀」や、お焼香の代わりに「玉串奉奠」という儀式が行われます。

仏式とは死に対する考えが違うため、さまざまな部分で違いはありますが、基本的なことを押さえて葬儀に参列しましょう。

 

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