火葬場の遺骨の収骨と残骨灰について|ゼロ葬をする際の注意点

火葬された後の遺骨は、これまではお墓に埋葬されたり、納骨堂などに納められることが一般的でした。
日本人は遺骨というものに執着する民族と言われて来ましたが、最近では散骨といった遺骨を完全に手元から手放すという供養方法も注目されるようになりました。

お墓を持つ意味を改めて考えるようになり、散骨以前に遺骨そのものを持ち帰らないという方法も出てきています。

火葬された遺骨の供養方法、そして収骨されずに火葬場に残された遺骨の行方など、遺骨にまつわる様々な事についてまとめてみました。

 

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火葬後に残った遺骨の行先

火葬後には、家族による収骨が行われます。
しかし、全ての遺骨を収骨できるわけではないので、収骨できなかった遺骨は火葬場に残されることになります。

この残った遺骨のことを残骨灰と呼びますが、この遺骨の処理方法は自治体によって様々です。
中にはこの残骨灰を売却すると言う自治体も存在しています。

東西で異なる収骨の実態

火葬後の収骨について東西では、異なることをご存知でしょうか。
葬儀や法要なども東西では異なるマナーが存在しますが、遺骨についても考え方に違いがあります。

まず東日本では、すべての遺骨を拾う全骨収骨ですが、関西では頭・喉ぼとけ・腕・足・腰など主要な部分のみ拾う部分収骨となります。

拾う骨の量が違う事から、骨壺のサイズも違い、東日本では7寸、西日本ではそれよりも小さい5寸サイズが使われます。

残った遺骨の行先①専用の埋葬地に埋葬される

あまり知られてはいませんが、残骨灰にはダイオキシンや六価クロム、カドミウムなどの有害物質が含まれていると言われています。

このようなことから残骨灰をそのまま処理する事は、環境保全の面からも適切ではありません。
これらの有害物質は、専門の業者によって取り除かれた後、遺骨をパウダー状にして専用の施設や自治体の墓地・寺院に埋葬されます。

残った遺骨の行先②「残骨灰」として処分・売却される

残骨灰には指輪や歯の治療、人工の関節などに使われた金・銀やパラジウムなどが残っていると言われています。

これらを売却する事により、一部の自治体では利益を得るようになり、残骨灰が意外なビジネスとなっているようです。
処分や売却方法は主に次の方法があります。

①残骨灰そのものを処理業者へ売却する
②処理業者が回収した貴金属の利益を市へ納入させる
③処理業者が回収した貴金属を自治体へ納入させ、それを売却する

 

このように遺骨が自治体の収入源となる一方で、倫理上の問題を指摘する声もあります。

 

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火葬場に遺骨を任せる「ゼロ葬」

以前なら、菩提寺のお墓に入ることが一般的でしたが最近は火葬された後にどのように供養をするか、さまざまな考え方が見られるようになってきました。

散骨や樹木葬といった供養方法から、さらに火葬場から遺骨を持ち帰らないゼロ葬という葬り方も登場するようになりました。
ゼロ葬は、何も残さないという究極の葬儀の形と言うことができるでしょう。

全遺骨を火葬場に任せる「ゼロ葬」

ゼロ葬とは、遺骨を火葬場から持ち帰らないという新しい葬送の形です。
収骨をしないので、遺骨はすべて火葬場で処分してもらう事になります。

葬儀も行なわず、遺骨がないのでお墓の心配が不要です。
さらに、お墓がないのでお墓の継承者の心配をする必要がありません。

お墓を持たないことで経済的な負担もかからず、またお寺や親族などの煩わしいおつきあいからも解放されます。

葬儀屋と事前相談が必要

基本的に火葬場では遺族に遺骨を引き取ってもらう事を原則としているため、遺骨を持ち帰らないゼロ葬をしてもらうには、対応してもらえる火葬場を見つける必要があります。

また焼き切りという方法があり、この方法で火葬した場合は遺骨はほとんど残らないと言われています。
いずれにしても遺骨を受け取らないことを希望する場合は、葬儀会社に事前に相談することをお勧めします。

その他の埋葬しない場合の遺骨の処理方法

 

【散骨】
埋葬しない遺骨の処理方法としては、まず散骨という方法が挙げられます。
散骨場所は海や山などですが、いずれも遺骨をパウダー状にする必要があります。

散骨にあたっては、公的機関への許可や申請など現時点では必要ではありません。
ただし、撒く場所は所有者や地権者などがいるような場合、権利者の許可が必要になります。

 

【樹木葬】
樹木葬にも色々な種類があります。
里山型の形式を取る樹木葬の場合、遺骨を樹木の根元に撒くという弔い方法があります。
この場合、遺骨をパウダー状にする必要があります。

 

【手元供養】
遺骨を自宅で管理し、供養する方法です。
遺骨をそのまま保管する方法や、遺骨の一部をペンダントトップに入れてアクセサリーとして身に着けたりと、故人を身近に供養できる方法です。

 

 

まとめ

・東西では収骨に違いがあり、関東では全部収骨、関西では一部収骨となる
・火葬場に残った遺骨は、埋葬または処分売却される
・遺骨を火葬場にすべて残し、持ち帰らないというゼロ葬というものがある
・火葬場は基本的に遺族の遺骨引き取りが原則なので、持ち帰らない事が可能か事前の確認が必要

 

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