直葬にかかる時間と費用|葬儀の流れや一般葬との違い

最近では、経済的な理由から直葬を選択する人が増えてきています。

一般的な葬儀と直葬とでは、所要時間や費用などはどれだけ違うのでしょうか。

 

  • 直葬における時間帯と所要時間
  • 一般的な葬儀と直葬の流れの違い
  • 直葬の費用の目安
  • メリット・デメリット

この記事では、上記のような直葬を選択する際に押さえるべきポイントを解説します。

直葬を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

 

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直葬で臨終から骨上げまでにかかる時間

まずは、直葬における流れと所要時間について解説します。

 

火葬は死後24時間経過してから

直葬(ちょくそう)とは、火葬式とも呼ばれる通夜式や告別式等を省いた形式の葬儀をいいます。

 

一般の葬儀と比べ色々と省略されますが、法律により直葬の場合でも火葬は24時間経過してからとなります。

墓地、埋葬等に関する法律
第三条 埋葬又は火葬は、他の法令に別段の定があるものを除く外、死亡又は死産後二十四時間を経過した後でなければ、これを行つてはならない。但し、妊娠七箇月に満たない死産のときは、この限りでない。

 

「二十四時間を経過した後」とするのは、蘇生する可能性があるからです。

 

24時間以内の火葬は禁止されていますが、下記のような例外もあります。

  • 妊娠7ヶ月に満たない死産
  • 感染症(一類・二類・三類・新型インフルエンザ等)を患い死亡
感染症を患った死亡については、感染症の蔓延防止の理由から死体の移動制限とともに24時間以内の火葬が認められています。

 

直葬の場合の葬儀の流れ


出典:シャディ

 

直葬と一般的な葬儀の違いは下記です。

一般的な葬儀直葬
臨終臨終
ご遺体搬送・ご安置ご遺体搬送・ご安置
納棺納棺
通夜式
告別式
出棺出棺
火葬火葬式
収骨収骨
食事
解散解散

 

臨終

故人の死亡が確認されたら葬儀社に連絡し、ご遺体を安置する場所を決定します。

病院で亡くなった場合、死亡診断書を発行してもらい、受け取っておきましょう。

 

ご遺体搬送・御安置

葬儀社が手配した寝台車が迎えにきて、ご遺体を安置場所に搬送します。

搬送後、葬儀社と打ち合わせし、死亡届の提出や火葬許可証の受け取りのため役所に向かいます。

 

納棺

死亡から24時間経過したら、安置所にて納棺します。

「納棺」とは、遺体を棺に納めることをいいます。

 

納棺は葬儀社から指示を受けながらも、ご遺族や親族が中心となって動きます。

故人の身支度を整えて、思い出の品や愛用品とともに棺に納めます。

 

出棺

安置場所でお別れを済ませた後に出棺します。

「出棺」とは、棺が火葬場に出発することをいいます。

 

火葬

ご遺体が火葬場に到着したら、家族や親族のみでお別れの時間を過ごします。

お別れの時間は5~10分程度ですが、葬儀社によってはお別れの時間を伸ばすプランも用意されています。

 

収骨

火入れ後、1時間程度で収骨室に呼ばれて、家族や親族でお骨を骨壺に納めます。

「収骨」とは、火葬後にお骨を箸で拾い骨壺に納めることをいいます。

 

解散

収骨が終了したら解散となります。

初七日供養も同日に済ませる場合は、この後会場に移動します。

 

関連記事 納棺時に「入れてはいけない物」について、下記の記事で詳しく解説しています。

棺の中に入れるもの|手紙の書き方と棺に入れてもいい物まとめ
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直葬の時間帯と所要時間

出典:谷塚斎場

続いて、直葬の時間帯と所要時間について紹介します。

 

直葬をする時間帯

直葬が取り行われる時間帯は、火葬場が空いている時間です。

大半の火葬場の営業時間は朝9時から17時までで、営業終了時間より前に火葬が終了するよう取り行われます。

 

直葬の所要時間

直葬の所要時間は、亡くなった時間と火葬場が空いているかによって変わります。

前述のとおり、法律によって死亡後24時間以内は火葬ができないことから、多くの場合は故人の死亡後24時間から48時間の間で直葬されます。

所要時間の目安は下記の通りです。

  • (臨終)
  • ご遺体搬送:電話してから1時間程度
  • ご安置:死亡してから24時間以上
  • 納棺・出棺:1時間程度
  • 火葬:1~2時間程度
  • 収骨:1時間程度
  • (解散)

 

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直葬の費用とメリット・デメリット

出典:いい葬儀

続いて、直葬における費用の目安やメリット・デメリットを解説します。

 

一般的な直葬にかかる費用

参考として、大手葬儀社の費用(税込)を紹介しておきます。

葬儀社一般的な葬儀の費用直葬の費用
アーバンフューネス69.6万円~15.6万円~
小さなお葬式63.8万円~18.8万円~
イオンのお葬式70.7万円~19.9万円~

 

一般葬が約60~70万円に対して、直葬では15~20万円の費用となります。

上記の参考金額は、一番シンプルなプランとなっているため、オプションによっては追加費用が発生します。

葬儀社のプラン内容を確認したい方は、下記の動画をご参照ください。

小さなお葬式の火葬式(直葬)プラン

 

直葬で読経・戒名を依頼する場合のお布施

直葬では通夜式や告別式は省略されているため、僧侶に読経や戒名を依頼するかは遺族が決めます

直葬において読経や戒名を依頼する場合のお布施の相場金額

  • 読経:5~10万円
  • 戒名:15~20万円

 

相場はあるものの、お布施は感謝の気持ちを表すため明確な金額はなく、地域によっても変わってきます。

 

関連記事直葬での戒名について詳しく知りたい人は、下記の記事をご参照ください。

直葬でも戒名はつけてもらえる|納骨時の墓地や霊園の選び方と注意点
最近では家族葬や無宗教葬などのごく親しい方や身内だけでお別れしたり、身内だけで火葬をする直葬、または火葬式といった形式で見送る人が増えています。 中でも直葬というと、ただ火葬だけをするというイメージが強いのではないでしょうか。 直葬...

 

直葬のメリット・デメリット

 

  • 費用を抑えられる
    通夜式や告別式をしないため、経済的な負担を抑えることができます。
  • 参列者への対応が不要
    直葬は遺族や親戚といった身近な人のみの少人数で執り行うため、大勢の参列者への挨拶や、受付係の手配などが必要ありません。

 

続いて、デメリットについても確認しておきましょう。

 

  • 親族の理解を得なければならない
    直葬は、多くの人がイメージする一般的な葬儀とは異なります。
    そのため、親族に対して直葬を行う旨を事前に伝え、理解をしてもらうのが望ましいです。
  • 参列希望者への配慮が必要
    直葬は基本的に身内のみでするため、葬儀に参列できなかったことを悔やまれる人がいるかもしれません。
    葬儀後に、弔問の機会を設けるなどの対応も検討しましょう。
  • 菩提寺に納骨できない可能性がある
    菩提寺がある場合は、菩提寺の考えのもとに葬儀を行い、火葬後は菩提寺へ納骨することが多いです。
    宗教的儀式を省いた直葬をしたことにより関係を損なう可能性があり、場合によっては菩提寺への納骨を断られるケースもありますので、事前に相談しておくようにしましょう。

 

直葬を希望する人で一番多いのは、経済的な理由です。

参列者が少ないことによる負担軽減も理由であげられますが、故人の遺志により決められる場合もあります。

直葬を検討している時には、デメリットも十分に考慮した上で決めるようにしましょう。

 

まとめ

  • 直葬では通夜式や告別式、通夜振る舞いが省略されている
  • 直葬における所要時間は24~48時間ほどである
  • 読経や戒名を依頼する場合はお布施が必要となる
  • 直葬を決めるときにはデメリットを十分に考慮する

経済的・時間的な理由など、直葬を選ばれる理由は様々です。

一般的な葬儀との違いやデメリットなどをしっかりと理解した上で、後悔のないように故人との最後の時間を過ごしましょう。

 

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