位牌への魂入れはココに気をつける!タイミングやお布施のマナー

仏壇がある家庭に必ず置かれる位牌は、魂入れという儀式を経てから飾られます。

魂入れでは実施するタイミングや、僧侶に渡すお布施のマナーに気を付けなければなりません。

  • 位牌の役割
  • 位牌への魂入れはいつがいいか
  • 魂入れのお布施

この記事では、位牌への魂入れをする際に気を付けるべきポイントについて解説します。

 

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位牌の役割

出典:四季の美

 

死者の霊を祀る(まつる)ために戒名(かいみょう)や法名を記して、家庭の仏壇や寺院の位牌壇に安置する木製の牌を位牌といいます。

 

仏教本来の考え方は、仏壇は本尊(ほんぞん)をお祀りする場所で、位牌は本尊のそばに置くものとされます。

仏壇はご先祖がこの世に帰ってきたときの仮の家であり、位牌はご先祖の霊が入るための役割を果たしています。

 

位牌はご先祖の霊が宿る依り代(よりしろ)としての意味合いが強く、位牌を依り代とするための仏事を「魂入れ」といいます。

 

位牌への「魂入れ」はいつ?

位牌への魂入れをいつするのかは、新たに作った場合と切り替える場合とで異なります。

魂抜きをした位牌の処分方法も合わせて解説します。

 

位牌を新たに作った場合

新たに位牌を作った場合は、四十九日法要のときに魂入れをするのが一般的です。

 

葬儀が終わった後、後飾り祭壇には遺骨や遺影とともに白木位牌が置かれます。

白木位牌は仮の位牌であるので、本位牌に魂を移し替える必要があります。

 

依頼した僧侶によって白木位牌から魂抜きをして、本位牌に魂入れをします。

 

白木位牌の多くは葬儀社が用意しますが、本位牌はご自身で用意しなければなりませんので、納期には注意しましょう。

 

本位牌には戒名などの名入れをするため、店によっては数日~2週間かかることもあり、買ってすぐ届くわけではありません。

四十九日法要に合わせて、位牌の準備は早めにするのが望ましいでしょう。

 

位牌を切り替えた場合

どれだけ大切に扱っていても、位牌は長く祀っていれば傷んでいきます。

古くなって傷んでしまった位牌は、修理するか新しい位牌に切り替えることとなります。

 

傷んだ部分の修理が可能かは、仏壇店などに相談しましょう。

 

切り替える場合は古い位牌から魂抜きをして、新しい位牌に魂入れをします。

位牌を切り替えるタイミングにきまりはありませんので、位牌の状態や関係者の都合を確認しながら進めましょう。

 

位牌の処分

出典:願隆寺

魂を抜かれた白木位牌や古い位牌は、葬儀や法要でお世話になった僧侶に焚き上げの供養もお願いします。

菩提寺がある場合はそこで供養をしてもらいましょう。

焚き上げとは、魂が宿るとされているものや思いが込められたものに、これまでの礼を尽くして浄化によって天界に還すこととされます。

 

魂入れ以外の呼び方

「魂入れ」以外では、「お性根入れ(おしょうねいれ)」という言葉も使われます。

 

「性根(しょうね)」は、たしかな心やしっかりした心を意味し、故人の心を入れるという意味が込められています。

 

また、宗派によっても呼び方が異なります。

 

浄土宗
  • 魂入れ:開眼式(かいげんしき)
  • 魂抜き:撥遣(はっけん)

 

浄土真宗
  • 魂入れ:入仏式
  • 魂抜き:遷座法要(せんざほうよう)

 

浄土真宗では死後は誰もが仏になるため、「魂」という概念がありません。

仏壇はご先祖の魂が帰る場所ではなく、阿弥陀如来(あみだにょらい)を安置するための場所であると考えられています。

 

「魂」という概念がないため、ご先祖の魂が宿る位牌もありません。

 

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魂入れのお布施

  • 四十九日法要でのお布施の目安
  • お布施の包み方や渡し方

続いて位牌への魂入れのお布施について、相場や包み方などを解説します。

 

四十九日法要でのお布施の目安

法要で読経した僧侶に、感謝の気持ちを込めて渡すのがお布施です。

多くのお寺ではお布施の料金は明示されませんが、3万円が相場とされています。

 

四十九日法要と合わせて魂入れをする場合は、葬儀の1/10が目安です。

 

お布施には戒名料や御車料、御膳料は含まれていません。
戒名料は、お寺や戒名のランクによって変動し、10~100万円ほど必要です。
御車料や御膳料は、5千~1万円が相場とされます。

 

相場は地域によっても異なるため、葬儀社などに確認するのが望ましいです。

 

関連記事御車料や御膳料について、下記の記事でも詳しく解説しています。

お布施の金額の書き方|封筒の選び方の注意点や御膳料や御車代について
この記事ではお布施を渡すときの封筒の書き方や注意点について詳しく解説します。これからお布施を準備する方はぜひ参考にしてください。

 

お布施の包み方や渡し方

お布施のお金は奉書紙(ほうしょし)に包むか、なければ白い封筒に入れて渡します。

 

奉書紙で包む場合
  • 半紙でお札を包み、さらに中包みする
  • 奉書紙のつるつるした面を表、ざらざらした面を裏にして包む
  • 表に「御布施」と濃墨で書く

 

白い封筒に入れる場合
  • 封筒が二重になっていない無地の封筒を使用する
  • 表に「御布施」と濃墨で書く

 

最も丁寧な包み方は奉書紙であり、用意できない場合に白い封筒を使用しましょう。

お布施は法要の前、もしくは終わった後で挨拶するときに渡します。

 

僧侶に手渡しする際には、お布施をお盆にのせたり、袱紗(ふくさ)に包んだりして渡すのがマナーです。

 

出典:小さなお葬式

 

お盆にのせる場合
  • 切手盆(きってぼん)もしくは小さめのお盆を使う
  • 自宅で執り行う場合に用いられる

 

袱紗に包む場合
  • 袱紗からお布施を取り出し、表書きを読める向きにして袱紗の上に置く
  • 落ち着いた色合いの袱紗に包む
  • 自宅以外の場所で法要を執り行う場合に用いられる

 

お布施の渡し方や準備について、下記の動画でも解説しています。

お布施の準備と渡し方・マナー【小さなお葬式 公式】

 

まとめ

  • 魂入れは位牌を「依り代」にするための仏事であり、宗派によって呼び方が異なる
  • 位牌への魂入れのお布施は相場が3万円であり、四十九日法要と合わせてする場合は葬儀の1/10が目安
  • お布施は奉書紙に包み、直接渡すことのないようお盆や袱紗を用いる

位牌に魂入れをすることで、ご先祖さまはこの世に帰ってくることができます。

適切なタイミングで魂入れをして、いつでもご先祖さまが帰ってこられる状態にしておきましょう。

 

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