孤独死したときの供養方法|故人の遺品や部屋の取り扱い

事情があって身内に孤独死があった時はショックだと思います。

賃貸で住んでいた場合の供養方法などもわかりませんよね?

孤独死の場合は「引き取り時に火葬してから葬儀」「部屋も供養する」など、通常とは異なった手順で葬儀をすることが必要となります。

  • 孤独死した身内の供養
  • 孤独死した部屋の供養

この記事では、孤独死が起きた時の供養方法をわかりやすく紹介します。

 

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孤独死した身内の供養

出典:小さなお葬式

  • 遺体の引き取り時の一般的な供養
  • 遺品のお焚き上げ供養
  • 位牌・仏壇がなくてもできる日々の供養

まずは遺体を引き取った後の供養方法を解説します。

 

遺体の引き取り時の一般的な供養

誰にも気づかれず1人で亡くなることを、孤独死(こどくし)といい、高齢化に伴ってよく話題にあがっていますよね。

 

「部屋から異臭がする」「新聞や郵便物が郵便受けにたまって溢れている」といった近隣住民からの通報により、孤独死を発見するケースがほとんどです。

 

発見された後は下記のような流れで進んでいきます。

  1. 遺体の発見
  2. 現場検証・検視
  3. 警察が親族を調査
  4. 遺体・遺品の受け取り

 

故人の身内がすることは主に3つです。

  • 葬儀の準備
  • 部屋の清掃
  • 遺品の整理

 

検死が終了し、DNA鑑定の結果により遺族であることが証明されたら、遺体を引き取って葬儀の準備をします。

 

孤独死の葬儀については、発見された地域で火葬を済ませ「お骨」にした状態で持ち帰るのが一般的です。
故人の住民票がある地域で火葬すると費用が安く、遺体の搬送には膨大な費用がかかるからです。

 

なお自治体から弔い費用が支給されるケースもあるので、事前に確認しておきましょう。

 

関連記事孤独死の発見から葬儀までの流れをさらに知りたい方は、下記の記事をご覧ください。

孤独死された方の葬式|遺体引き取りまでの流れや費用の負担
超高齢化社会といわれる現代、家族の考え方も変わり一人暮らしの方も多くなっています。 「周囲が異変に気が付き、確認したら既に亡くなっていた」ということも珍しいことではありません。 孤独死は身元不明の「不審死」として扱われ、身元の確認や死因...

 

孤独死が起きたときの流れについて、下記の動画でも解説していますのでご参照ください。

第388回「孤独死の実際について」葬儀・葬式ch

 

遺品のお焚き上げ供養

出典:Reファイブ

遺族がすることの一つに、「遺品整理」があります。

相続にかかわるものはもちろんのこと、必要なものと不要なものに分別する作業です。

不要なものはゴミや不燃物などで処分できますが、故人の供養のために「お焚き上げ」することをお勧めします。

 

故人が大切にしてきた物品には魂が宿るといわれ、火で燃やすことで魂を天に還すことをお焚き上げ(おたきあげ)といいます。

 

お焚き上げは、「寺院・神社」もしくは「専門の業者」に依頼することでできます。

 

菩提寺がある場合は、まず菩提寺に相談しましょう。

 

地域別に遺品整理業者を比較検討できるこちらのサービスも便利です。

>>遺品整理の一括見積もり&比較サイト

 

位牌・仏壇がなくてもできる日々の供養

突然身内の不幸を知らされたのであれば、位牌や仏壇の用意もできていませんよね。

全てそろえるにも、かなりの出費が必要です。

 

位牌や仏壇がなくでも、香炉・花立て・ろうそく立ての3点をそろえれば、自宅で簡単に供養ができます。

 

ほかにも遺骨を置物やアクセサリーに納め、故人を身近に感じながら供養できる「手元供養」などがあります。

 

どのような形にせよ、大切なのは故人を偲ぶ気持ちです。

 

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孤独死した部屋の供養

  • 部屋が事故物件とされる場合がある
  • 貸主や近所のためへの部屋供養

続いて孤独死した部屋の供養方法を解説します。

 

部屋が事故物件とされる場合がある

不動産物件の売買や賃貸では、「契約前に告知しなければいけない事項=重要事項」が法律で定められています。

重要事項の中には「瑕疵担保責任の履行」という事項があり、瑕疵には「物理的瑕疵」と「心理的瑕疵」があります。

 

瑕疵担保責任:一般の人では簡単に発見できないような瑕疵(欠陥)があった場合に、貸主が借主に負わなければいけないという責任の事をいいます。

 

物理的瑕疵
  • 建物自体の欠陥
  • 建物の構造的な欠陥
  • 土地の汚染や地中障害

 

心理的瑕疵
  • 過去に自殺・殺人があった
  • 過去に事件・事故・火災による死亡があった
  • 周辺に嫌悪施設がある
  • 周辺に指定暴力団の事務所がある

 

「物理的瑕疵」と「心理的瑕疵」のどちらにも孤独死は含まれていないため、事故物件として扱わなくていいという解釈ができます。

 

しかし、孤独死は「異臭がする」などの通報により発見されることが多く、死後の処理や現場検証で警察も介入するので、どうしても近隣住民には部屋で人が死亡したことが察知されます。

 

事件性がないと判明し「自然死」であったとしても、次の入居者に近隣住民から噂が伝わることもあります。

 

よって不動産業者は入居後の契約解除や損害賠償の請求などのリスクを考え、事故物件でなくとも入居前に告知する場合が多いのです。

 

貸主や近所のためへの部屋供養

貸主や近隣住民も、部屋で人が死んだことには不安を感じています。

部屋の供養をすることにより、故人の魂は成仏したという安心感を持ってもらえます。

故人の供養とは別に、部屋を供養する場合はお寺さんと付き合いがあるならその菩提寺へ。

故人が離れて暮らしていた場合は、葬儀でお世話になったお寺さんなどに依頼するとよいでしょう。

 

檀家になっている寺院がなく、寺社などとの付き合いが煩わしいという場合は単発でお坊さんの派遣をしてもらえるサービスを利用するのもいいですね。

>>全国対応、1回こっきりのお坊さん派遣サービス

 

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引き取り手がなかった場合の供養

出典:よりそうのお葬式

  • 市町村によって火葬される
  • 遺骨の保管期間はおおむね5年

最後に遺体の引き取り手がなかった場合の対応を解説します。

 

市町村によって火葬される

遺体の引き取り手がいない場合は、「墓地、埋葬等に関する法律」により死亡地の自治体(市町村)が火葬・埋葬することとなっています。

 

(墓地、埋葬等に関する法律)
第九条 死体の埋葬又は火葬を行う者がないとき又は判明しないときは、死亡地の市町村長が、これを行わなければならない。
2 前項の規定により埋葬又は火葬を行つたときは、その費用に関しては、行旅病人及び行旅死亡人取扱法(明治三十二年法律第九十三号)の規定を準用する。
引用:墓地、埋葬等に関する法律|厚生労働省

 

 

遺骨の保管期間はおおむね5年

火葬を終えると、特定の期間内は自治体で遺骨が保管されます。

 

各自治体によって保管期間は異なりますが、5年程度であることが多いです。

 

そして、保管期間を過ぎると無縁塚(むえんづか)に合祀され、後から取り出すことはできません。

 

まとめ

  • 孤独死では先に遺体を火葬し、遺骨にした状態で葬儀を迎える
  • 故人の愛用品は「お焚き上げ」するのが望ましい
  • 孤独死した部屋を供養することもできる
  • 遺体の引き取り手がいない場合は自治体が供養する

独りで死を迎えた故人を思うと、しっかりと供養したいと考えますよね。

 

供養方法を理解して周りへの配慮も忘れずに対応できれば、きっと故人も安心してくれるでしょう。

 

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