曹洞宗におけるお仏壇や位牌の飾り方|「おつとめ」の流れも解説しています

「お仏壇やお位牌はどう飾る?」

「曹洞宗だと何に気を付ければいいの?」

初めてお仏壇や位牌を置く場合、わからないことがたくさんありますよね?

  • 曹洞宗のお仏壇の飾り方
  • 曹洞宗の日常勤行

この記事では、曹洞宗の「お仏壇・お位牌の飾り方」や「おつとめ」について解説します。

 

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曹洞宗のお仏壇の飾り方

  • お位牌の位置と置き順
  • 中段に置く「五供」とその意味
  • 下段に置く三具足・精霊簿・必要品
  • 曹洞宗の御本尊は「釈迦牟尼仏」

まずは曹洞宗の御本尊とお仏壇・お位牌の飾り方などについて解説します。

 

お位牌の位置と置き順

まず最も大切なことは、お仏壇の中心は御本尊のお釈迦様であることです。

そのため、お仏壇でも上段中央にお釈迦様の絵像や木彫り、鋳造の像などを置きます。

 

ご先祖様のお位牌はお釈迦様の左右にまつり、古いお位牌は向かって右、新しいお位牌は左に置きます。

出典:ライフドット

 

お位牌が多くなりお仏壇が狭くなった場合は、「繰り出し位牌」や「合同牌」にしてまとめることができるので、菩提寺にご相談ください。

 

関連記事増えた位牌の対処方法は、下記の記事で解説していますのでご参照ください。

【繰り出し位牌と過去帳】増えた位牌や過去帳の対処と処分の方法
この記事では、繰り出し位牌の方法や過去帳の処分の方法について解説します。位牌が増えてスペースに困っている方、仏壇を継承できず過去帳を処分する予定の方はぜひ参考にしていただければと思います。

 

中段に置く「五供」とその意味

御本尊やご先祖様、故人が「いるかのごとく」、お仏壇では中段に「五供(ごこう)」をお供えします。

仏教では「香」「花」「灯明(とうみょう)」「浄水」「飲食(おんじき)」の5つがお供え物の基本とされ、まとめて「五供)」といいます。

 

  • :お線香のことで、「仏さまの食べ物」であるとともに、お仏壇に手を合わす私たちの「心を清める」という意味がある
  • :お仏壇やお墓などに供える花を「供花(くげ)」といい、綺麗で新鮮な花を仏前に捧げるのは、花のように心清らかにいてほしいという仏様の教えを表す
  • 灯明:ろうそくの明かりのことで、「仏様の場所を明るく照らす」だけでなく、「煩悩を消して心に安らぎを与える」という意味がある
  • 浄水:お水やお茶を供えることをいい、仏様は清らかな水を好み、新鮮な水を供えることが供養とされるので、お仏壇の水は絶やさないようにする
  • 飲食:仏前に供えるご飯を「仏飯(ぶっぱん)」または「香飯(こうはん)」といい、ご飯などの普段食べている主食か、故人の好きだった物や季節の物などをお供えする

 

下段に置く三具足・精霊簿・必要品

出典:曹洞宗公式サイト

下段には向かって左側より花立て、香炉(こうろ)、ろうそく立ての三具足(さんぐそく)を置きます。

 

香炉には表と裏があり、三本足の場合には、手前に一本の足がくるようにしてください。

 

精霊簿(しょうれいぼ)は見やすい位置に置くようにし、毎朝ページをめくって日付を合わせましょう。

 

その他に必要なりんや経本、数珠(じゅず)などは、下段または引き出しの中に入れます。

 

木魚(もくぎょ)がある場合は木魚を右に、りんを左に置き、りんだけの場合は右に置いてください。
お仏壇の中が手狭になったときは、前机を置くといいでしょう。

 

曹洞宗の御本尊は「釈迦牟尼仏」

出典:曹洞宗公式サイト

曹洞宗では、「お釈迦様(しゃかさま)が座禅して、さとりを得たこと」を仏教の原点としていることから、釈迦牟尼仏(しゃかむにぶつ)を御本尊(ごほんぞん)としています。

 

釈迦牟尼仏とは、さとりの世界に安住する者という意味。

釈迦:お釈迦様が出身の部族名
牟尼:聖者
:仏陀(ぶっだ)

 

曹洞宗寺院の御本尊のまつり方にはいくつかタイプがあり、代表的なのは「釈迦牟尼仏」を中心に、向かって右に「獅子に乗った文殊菩薩(もんじゅぼさつ)」と、左に「白象の背に乗る普賢菩薩(ふげんぼさつ)」をまつる三尊形式(さんぞんけいしき)です。

 

曹洞宗の家庭用の御本尊としては、「釈迦牟尼仏」を中心に、向かって右に道元禅師、左に瑩山禅師(けいざんぜんじ)が描かれた「一仏両祖三尊仏(いちぶつりょうそさんぞんぶつ)」をまつることが一般的です。

 

御本尊に手を合わせるときは、「南無釈迦牟尼仏(なむしゃかむにぶつ)」または「南無帰依仏(なむきえぶつ)、南無帰依法(なむきえほう)、南無帰依僧(なむきえそう)」と唱えます。
https://goo.gl/j2oj9R

 

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曹洞宗の日常勤行

  • 曹洞宗のおつとめは給仕から
  • 曹洞宗のおつとめの流れと注意点
  • 曹洞宗のおつとめのお経

続いて曹洞宗の「おつとめ」について解説します。

 

曹洞宗のおつとめは給仕から

出典:仏壇・仏具・神棚のよねはら

お仏壇は「家の中のお寺」といわれ、御本尊をまつるとともに、ご先祖様と対話する場所でもあります。

家族の精神修養の場として、お仏壇の前に座り、心を静め、供養を捧げることを「おつとめ」といいます。

 

おつとめの回数は朝夕2回が原則ですが、難しい場合はどちらか1回でも構いません。

 

朝起きて顔を洗ったら、おつとめは給仕から始まり、仏壇の扉を開き「花立ての水を替え」、「浄水・飲食をお供え」します。

 

曹洞宗のおつとめの流れと注意点

お仏壇の花の水を替えて、清らかな水(浄水)とご飯などの仏飯(飲食)をお供えした後、「おまいり」をします。

 

おまいりの流れは以下の通りです。

 

  1. お仏壇の前に姿勢を正して座り、御本尊を仰ぐ
  2. 呼吸を整え、気持ちを落ち着かせる
  3. ろうそくに火を灯し、線香に一本火をつける
  4. りんを3度鳴らし、合掌して一礼する
  5. 合掌のまま、「南無釈迦牟尼仏」と唱える
  6. 唱え終わったら、りんを3度鳴らし、合掌のまま一礼する

 

おまいりでは、いくつかの注意点があります。

  • 火を灯すために使ったマッチは、香炉に入れてはいけない
  • りんは内側から鳴らす
  • 火は息で吹き消さず、手で仰いで消す

 

曹洞宗の教えや教化活動については下記の動画で紹介していますので、ご興味ある方はご覧ください。

「曹洞宗」紹介動画

 

曹洞宗のおつとめのお経

可能であれば「南無釈迦牟尼仏」に加えて、おつとめでお経を唱えましょう。

 

お経(経・経典):お釈迦様の説法をまとめたもの

 

おつとめのお経は、一般的に「三帰依文(さんきえもん)」「懺悔文(ざんげもん)」「四弘誓願(しぐせいがん)」「御宝号(ごほうごう)」「総回向文(そうえこうもん)」などです。

 

まとめ

  • お仏壇の飾り方は、上段に「御本尊」、中段に「五供」、下段に「三具足・精霊簿・必要品」
  • お位牌はお釈迦様の左右にまつり、古いお位牌は向かって右、新しいお位牌は左を置く
  • お仏壇の花の水を替えて、お水と仏飯をお供えした後に「おまいり」をし、可能であればお経も唱える
  • おまいりでは、内側からりんを鳴らし、火は息で吹き消さずに手で仰いで消す

お仏壇・お位牌の飾り方や「おつとめ」の作法など、覚えることはたくさんあります。

一つ一つ丁寧に取り組むことによって、仏様やご先祖様だけでなく自分自身にもいい影響を及ぼすことでしょう。

 

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